任意売却と競売の違い

query_builder 2023/11/15
コラム
27

任意売却と競売は、不動産を売却する際に利用されます。
売却の目的や資金状況などによって適切な方法が異なるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
そこで今回は、任意売却と競売の違いについて解説します。
▼任意売却と競売の違い
■売却金額
競売は債権者が早く回収するために、相場よりも3~5割ほど安く物件を売りに出します。
任意売却は、債務者がご自身で不動産会社を選び、相場に近い価格で物件を売る方法です。
■残債の額
競売は売却金額が相場よりも安いため、債務者の残債が多くなることがあります。
また残債を返済するために、長期間にわたって収入や財産を差し押さえられることになるでしょう。
任意売却は売却金額が相場に近いため、債務者の残債を減らせます。
■退去日
競売は、裁判所から強制退去命令を受けるか、退去日までに自主的に退去しなければなりません。
任意売却は、基本的に債務者本人が退去日を決められます。
そのため任意売却であれば、ある程度余裕をもって新居の準備を進められるでしょう。
■情報公開
競売では所有物件の情報が公開されるため、周囲に知られる可能性が高いです。
任意売却は情報の公開義務がないため、売却理由を周囲に知られたくない場合に適しています。
ただし広告活動は行うため、売却自体は隠せません。
▼まとめ
任意売却と競売の違いは、売却金額・残債の額・退去日・情報公開などにあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、専門家に相談して適した売却方法を選択しましょう。
当社は幅広い不動産売却のご相談に対応していますので、売却方法に迷っている方もご相談ください。

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