任意売却における注意点
任意売却は、住宅ローンの返済に困った時に適した売却方法です。
しかし、メリットだけでなくデメリットも考慮しなければなりません。
そこで今回は、任意売却で注意すべきことについて解説します。
▼任意売却の注意点
■一定期間新規ローンが組めなくなる
任意売却を行うと、信用情報機関のブラックリストに登録されます。
そのため一定期間(通常は5~7年)は、新規ローンやクレジットカードが利用できません。
今後の生活や資産形成に大きな影響を与える可能性があるため、慎重に検討しましょう。
■自己破産のリスクがある
売却代金がローン残高を下回ると、売却後も残債が発生します。
残債の返済については債権者との交渉によって変わりますが、一括払いか分割払いを選択します。
しかし、残債の返済が困難な場合は自己破産をしなければなりません。
自己破産は、借金を免除される代わりに財産を全て失うことになるため注意しましょう。
■販売活動に期限がある
任意売却は債権者との合意のもとに行われるため、販売活動に期限が設定されます。
期限は債権者によって異なりますが、通常は3~6か月程度です。
期限内に不動産を売却できなかった場合は、競売にかけられます。
売却価格が下がる可能性が高く、残債が増えるリスクも高くなるでしょう。
▼まとめ
任意売却を行うと一定期間、新規ローンが組めなくなります。
また自己破産のリスクや、販売活動に期限があるため注意が必要です。
当社ではお客様に納得いただいたうえで売却計画を進行いたしますので、じっくり検討したいという方はご相談ください。
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